鎖骨複雑骨折(入院~手術~退院編)

2015/05/07 17:19

日曜日に骨折して、眠れない夜をすごして、月曜日に診断を受けてなんとか、手術が木曜日に決まりました。

おいおい、すぐ手術してくれよ。と思いましたが、手術室の都合とやらであと3日痛みを我慢せねばなりませんでした。

月曜日の午後と火曜日はなんとか、左手一本でできる仕事をして、痛みをこらえて水曜日に入院しました。

人生初の入院でした。 稲城市立病院の病室は、父が最期に過ごした病室と同じタイプの部屋(階数がちがいますが)だったので、ちょっといろいろと思い出してセンチな気分にもなりましたが、痛みがひどいのと、病院食が味付け薄くって、量が少ないのにイラついて、親父のことなんて忘れて、木曜日まで過ごしました。

水曜日の午後3時半からの手術になりました。 初の全身麻酔にビビりながらも、手術室まで徒歩で行きました。 手術室の中には、明らかに私より若いと思われる男女が数人、軽快な音楽を流しながら、私を待ち受けていました。 軽快な雰囲気はいいんですが、「おいおい、君たち大丈夫だろうね。」と思いながらも、「は~い、ここに横になってくださ~い。」と軽く促されて、横になったら、いろんな管やらマジックテープやらつけられて、「牧さん、色黒いっすね~。お仕事何やってんすか~。」とか聞かれて、「あ、い、一応税理士なんですけど~。」って、答えたら、一瞬「へ?」みたいな空気が流れて、「あ、じゃ~、すぐに眠くなりますよ~。」と言われて口にマスクをつけられ、「ん?何かにおいがするなぁ。ぁ。ぁぁぁ。」と思う間もなく、落ちて行きました。

次に気がついたら、病室に戻っていました。 意識を取り戻したときには、それほどの痛みもありませんでした。腕には点滴の管がつけられ、いろんなコードがつけられていました。

一番不快だったのが、尿道につけられたカテーテルでした。 これは、その夜術後の経過を見に来た先生に言って数時間後にはずしてもらいましたが、麻酔で意識がないうちに、尿道に無理やり差し込まれたようで、結局最期まで一番痛かったのが尿道でした。

(手術後のサイボーグとなった私のレントゲン写真。どうやってとったんだろう?)

手術が終わって、数時間たつとだんだん痛みが増してきました。 でも、この痛みは切り傷に対する痛みのようで、以前のように骨が筋肉に食い込んだり、その食い込んだ骨を筋肉から抜き出すような痛みではないため、耐えられないほど痛いというものではありませんでした。

また、鎖骨が再びまっすぐになったので、背中を平らにして眠ることができるようになったのもよかったです。手術をした日の夜はやはり、あまり眠れませんでしたが、それでも骨折した夜に比べれば痛みは少なかったです。

翌日の金曜日の午後には、点滴もいろんなコードもすべてはずされて、だいぶ楽になってきました。

そして、お待ちかねの土曜日。「もう一日休みますか?」と聞かれましたが、あの狭い空間と薄い味の食事はもうゴメンだ~、と思って、サクっと退院させてもらいました。

今日で、手術してからちょうど一週間ですが、もう鎮痛剤も飲まなくてもいいくらい痛みはなくなってきました。

仕事も今日から本格復帰です。

このブログも両手でキーボードたたいてます。

ご心配をおかけしましたが、何とか社会復帰できました。

たくさんの方からのお見舞いメッセージ、ありがとうございました。

数多くの方から、「牧さんももう若くないんだから。。」といさめられて、「もう、あんまり運動するのはやめようかな。。。」なんて、弱気になった時もありましたが、やっぱり、やめません。

多少のケガはつきものだと思って、これからも体育会系税理士のままで突き進みます。

驚異の回復力をもって、現場復帰いたす所存でございます。

悪しからずご声援ください。。。。。。ありがとうございました。